3LDK 31.87坪|敷地 140坪|西道路|家族それぞれの居場所がある住まい

目次

はじめに

住まいの心地よさは、
部屋数や広さだけで決まるものではありません。

家族で過ごす場所。
ひとりで落ち着ける場所。
仕事に集中できる場所。
家事をスムーズに進められる場所。

そうした複数の居場所が住まいの中にあることで、
暮らしの幅は大きく広がります。

本計画では、
140坪の敷地に建つ平屋として、
ヌック・中庭・書斎・効率的な家事動線を取り入れた住まいを提案しました。


計画概要

  • 階数:平屋
  • 間取り:3LDK
  • 床面積:31.87坪
  • 敷地面積:140坪

ゆとりある敷地を活かしながら、
家族それぞれが心地よく過ごせる居場所を重ねた平屋です。


玄関から中庭が見える住まい

玄関を入ると、
視線の先に中庭が見える構成としています。

玄関は、住まいの第一印象をつくる場所です。

そこに中庭の緑や光が入ることで、
帰宅した瞬間に、外の気配や自然を感じられる空間になります。

  • 帰宅時にほっとできる
  • 玄関まわりに抜け感が生まれる
  • 室内に入った瞬間から庭を感じられる

単なる通過点ではなく、
暮らしの始まりを印象づける玄関計画です。


東西に長く、南に開くLDK

LDKは東西に長く配置し、
南側へ大きく開く構成としています。

南側に開口を設けることで、
光をしっかり取り込み、明るく開放的な空間をつくっています。

また、東西に長いLDKとすることで、

  • リビング
  • ダイニング
  • キッチン

それぞれの場所にゆるやかな距離感が生まれます。

ひとつながりでありながら、
過ごし方に合わせて居場所を選べるLDKです。


リビングに隣接するヌック

この住まいの特徴のひとつが、
リビングに隣接したヌックです。

ヌックとは、
小さくこもれる居場所のような空間です。

広いLDKの中に、
あえて少し囲われた場所をつくることで、
落ち着いて過ごせる居場所が生まれます。

  • 本を読む
  • 少し休憩する
  • 子どもが遊ぶ
  • 家族の近くでひとり時間を過ごす

リビングとつながりながらも、
少しだけ距離を取れることが、
ヌックの心地よさにつながります。


居場所を選んで過ごせる間取り

本計画では、
住まいの中に複数の居場所を計画しています。

  • 家族で過ごすLDK
  • 少しこもれるヌック
  • 中庭を感じる玄関まわり
  • 寝室に隣接する書斎
  • 外とつながる南側の開口

ひとつの大きな空間だけではなく、
気分や行為に合わせて場所を選べることを大切にしています。

家族と一緒に過ごす時間も、
ひとりで落ち着く時間も、
どちらも受け止められる住まいです。


寝室に設けた書斎スペース

寝室には、
書斎スペースを設けています。

リモートワークや在宅作業が増えた今、
集中できる場所を住まいの中に確保することは重要です。

寝室に書斎を隣接させることで、

  • 静かに作業できる
  • 生活空間から少し距離を取れる
  • オン・オフを切り替えやすい

といった使い方ができます。

独立した大きな書斎ではなくても、
落ち着いて作業できる場所があることで、
日々の暮らしや働き方に対応しやすくなります。


水廻りをまとめた使いやすい動線

水廻りはまとめて配置し、
日常の動きがスムーズになるよう計画しています。

洗面、脱衣、浴室、ランドリールームを近くにまとめることで、
家事や身支度の動線が短くなります。

  • 洗う
  • 干す
  • 畳む
  • しまう

この一連の流れをできるだけ短くし、
家事の負担を減らすことを目指しています。


ランドリールームとウォークインクローゼットのつながり

本計画では、
ウォークインクローゼットをランドリールームに隣接して配置しています。

これにより、
洗濯後の動きがとてもスムーズになります。

  • 洗濯する
  • 干す
  • 畳む
  • 収納する

という流れが近い場所で完結するため、
洗濯物を家の中で大きく運ぶ必要が少なくなります。

家事動線は、
毎日の積み重ねで暮らしやすさに大きく影響します。

ランドリールームと収納を近づけることで、
自然と片付く住まいを目指しています。


平屋だからこその暮らしやすさ

平屋はワンフロアで暮らしが完結するため、
動線がシンプルになりやすい住まいです。

上下移動がないことで、

  • 家事がしやすい
  • 家族の気配を感じやすい
  • 将来的にも暮らしやすい

といったメリットがあります。

本計画では、
平屋の良さを活かしながら、
ヌックや書斎などの小さな居場所を重ねることで、
暮らしに豊かな選択肢をつくっています。


注意点・デメリット

ヌックは使い方を明確にする必要がある

ヌックは魅力的な空間ですが、
使い方が曖昧なままだと物置のようになってしまう場合があります。

本を読む場所にするのか。
子どもの遊び場にするのか。
少し休憩する場所にするのか。

目的をある程度整理しておくことで、
暮らしの中で活きる空間になります。


東西に長いLDKは家具配置に注意が必要

LDKを東西に長く取る場合、
空間のつながりが生まれる一方で、
家具の配置によっては動線が長く感じられることがあります。

リビング、ダイニング、キッチンの距離感を整理し、
使いやすい位置関係を考えることが重要です。


書斎は生活音への配慮が必要

寝室に書斎を設ける場合、
静かに作業できるメリットがあります。

一方で、
家族の生活音や就寝時間との兼ね合いにも配慮が必要です。

作業時間や使い方に合わせて、
配置や仕切り方を検討することが大切です。


ランドリー動線は湿気対策も重要

ランドリールームとウォークインクローゼットを近づける場合、
洗濯動線は便利になりますが、
湿気対策も重要になります。

換気計画や乾燥方法を整理し、
衣類収納に湿気がこもらないよう配慮する必要があります。


この住まいが向かないケース

  • LDKをできるだけ広く一体で使いたい
  • ヌックよりも収納量を優先したい
  • 完全個室の書斎が必要
  • 洗濯物は屋外干し中心で考えたい
  • 家族それぞれの空間を明確に分けたい

そのような場合には、
別の間取り構成の方が合う可能性があります。


この住まいが合う方

  • 平屋でゆったり暮らしたい
  • ヌックのある住まいに憧れがある
  • 家族それぞれの居場所をつくりたい
  • リモートワークに対応した間取りにしたい
  • 洗濯から収納までの動線を短くしたい
  • 中庭や外の気配を感じる暮らしがしたい

そのような暮らしに適した住まいです。


まとめ

玄関から見える中庭。
南に開く東西に長いLDK。
リビングに隣接するヌック。
寝室の書斎。
そして、ランドリールームとウォークインクローゼットをつなぐ家事動線。

本計画は、
住まいの中に複数の居場所を重ねることで、
家族それぞれが心地よく過ごせる平屋の提案です。

広さだけではなく、
どこで、どのように過ごせるか。

その選択肢を丁寧につくることで、
日常の中に小さな豊かさが生まれる住まいを目指しています。

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