3LDK 31.25坪|敷地:87坪|南道路|分譲地の角地を活かした31坪の平屋

目次

はじめに

分譲地の角地は、日当たりが良く開放感がある一方で、道路側からの視線が入りやすいという課題もあります。

本計画では、その課題を解消するために、建物で庭を囲むコの字型の平屋を提案しました。

外へ開きながらも、安心して過ごせる住まいを目指しています。

計画概要

  • 階数:平屋
  • 間取り:3LDK
  • 床面積:31.25坪
  • 敷地:87坪(分譲地角地)

日当たりの良い角地条件を活かしながら、視線を整理した住まいです。

分譲地の角地が持つ特徴

角地は、光や風を取り込みやすい反面、複数方向から視線が入りやすい特徴があります。

特に平屋では、窓と道路の距離が近くなりやすいため、カーテンを閉め切る、窓を開けにくい、外に出にくいといった状態になることもあります。

本計画では、単に窓を減らすのではなく、どこへ開くかを整理することを大切にしています。

コの字型に庭を囲む配置計画

この住まいでは、建物をコの字型に配置することで、中庭を囲む構成としています。

これにより、外部からの視線を入りにくくし、庭に安心感を持たせながら、LDKと外部空間をつなげる計画としています。

ただ閉じるのではなく、内側へ開くことで、視線を整理しながら開放感をつくっています。

LDKと中庭がつながる暮らし

LDKは中庭へ向かって大きく開口しています。

外の光を取り込みやすく、視線が庭へ抜けることで、外部空間を身近に感じられる住まいとなっています。

中庭は、道路側に対して閉じながらも、空へ向かって開かれる空間です。

平屋ならではの、庭との近い距離感を感じられる構成としています。

玄関近くに水回りを配置

水回りは、玄関近くへまとめて配置しています。

帰宅後すぐに手洗い、着替え、入浴へ移りやすい動線とすることで、日々の使いやすさにつなげています。

また、洗濯や家事動線も整理しやすく、暮らし全体をスムーズにする計画です。

買い物後の動線を短く

玄関からキッチンへ直接アクセスしやすい構成としているため、買い物から帰宅した際も、荷物を短い動線で運ぶことができます。

飲料や食品ストック、日用品など、重い荷物を持つ場面では、移動距離の短さが日々の負担軽減につながります。

毎日の動きの積み重ねを整理することで、暮らしやすさは大きく変わります。

各所に収納を配置

本計画では、収納を各所へ分散配置しています。

  • ウォークインクローゼット
  • パントリー
  • シューズクローク
  • リビング収納

必要な場所に収納を設けることで、生活の流れの中で自然に片付けやすい構成としています。

31坪というサイズ感の中でも、収納不足を感じにくい住まいです。

注意点・デメリット

コの字型の平屋は、視線を遮りながら中庭とつながれる魅力がありますが、計画時には注意点もあります。

建築コストが上がりやすい

コの字型の住まいは、一般的な四角い建物に比べて外周が増えるため、外壁面積や基礎形状、屋根形状が複雑になりやすい特徴があります。

そのため、同じ床面積でも建築コストが上がる場合があります。

中庭のメンテナンスが必要

中庭は開放感を生み出す一方で、植栽管理、掃除、排水計画なども重要になります。

特に落ち葉や雨水が集まりやすいため、日常的なメンテナンスを考慮した計画が必要です。

外構計画まで含めて考える必要がある

この住まいは、建物単体ではなく、塀、植栽、アプローチ、中庭まで含めて成立する計画です。

外構を後回しにすると、視線対策や空間の完成度が下がる場合があります。

建築と外構を一体で考えることが重要です。

採光計画に注意が必要

コの字型住宅は、囲み方によっては光が届きにくい場所が生まれることがあります。

建物の奥側、廊下部分、北側空間などは、窓配置や光の取り込み方を丁寧に整理する必要があります。

敷地条件によっては成立しにくい

コの字型の平屋は、建物配置、駐車計画、庭スペースを同時に整理する必要があります。

敷地間口が狭い、駐車台数が多い、建ぺい率制限が厳しい場合には、別の構成の方が合理的なこともあります。

この住まいが向かないケース

  • 建築コストをできるだけ抑えたい
  • 外構工事を最小限にしたい
  • メンテナンスを極力減らしたい
  • 駐車スペースを最優先したい
  • 完全にオープンな庭を求めている

そのような場合には、別の配置計画の方が合う可能性があります。

この住まいが合う方

  • 分譲地で平屋を検討している
  • 外からの視線が気になる
  • 中庭のある暮らしに憧れがある
  • 開放感を大切にしたい
  • 家事動線を整理したい
  • 外構まで含めて住まいを整えたい

そのような暮らしに適した住まいです。

まとめ

日当たりの良い角地。
視線を整理するコの字配置。
中庭へ開くLDK。
使いやすい家事動線。

そして、外構や中庭まで含めた計画。

本計画は、外部との距離感を丁寧に整えながら、開放的に暮らせる平屋の提案です。

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